創設時の想い
創設時の想い


創設者である、故良知武男氏は数年にわたって寝たきりの母と子供のいなかった叔母の介護を続け、その大変さと苦労を身にしみて経験しました。当時、特別養護老人ホームは志太地域には2つ、収容定員は100名しかなく、収容能力が著しく不足していました。
そのような中、同じ悩みを持つ多くの人たちが救われるならばという強い信念から、先祖代々の広範な土地と多額な現金を寄付するとともに、これに賛同する同士を募って、
「たとえ此の世の終末であろうとも吾は今日特養を造る」
と昭和60年7月に社会福祉施設の経営母体となる当法人を設立しまして、翌年4月、特別養護老人ホームを開設いたしました。
あおい荘の景観

志太平野の東端に位置し、北は高草山を背負い、南は青松そよぐ駿河湾を望む、昔から魚介類の水揚げ量が日本屈指の焼津市の南端の大井川町堺の志太米の産地でもある田園地帯に囲まれた静かな環境の中にあって、建物及び設備はどの施設をとっても明るく、日当り風通しも良く、しかも安全性にも細心の配慮がなされています。
この恵まれた環境の中で、人間性の尊重を基本に、利用者に対しては十分な介護及び相談により毎日を楽しく家庭的生活を、また通所者には1日が楽しく意義のある送り方ができ、またの日を待ち焦がれるようなサービスをすると共にこれらの方の機能の維持、向上に努めていきます。